伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月20日記)
日経平均株価は、4月からの下降の流れが継続しているなら、5月20日の高値2万1430円を前に、本日の価格が上値を抑えられて、昨日上げた分を押し戻される展開になるはずです。
本日の価格が上昇を継続して、2万1430円を超える場合、現在が下降の途中の一時的な反発で終わらないという見方が有力になります。
十分に反発しているので、あまり違いのないように感じるかもしれませんが、弱気の展開になる場合、上値を抑えられた後、7月上旬頃までの期間で一気に6月4日の安値2万0289円を割れる可能性を残します。
強気の展開になる場合、そのような下げがあらわれないという見方が有力になります。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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