ゴールドウインは一段高、スパイバーと共同開発した素材を使ったウェアを発売へ
ゴールドウイン<8111>が後場一段高となっている。同社はきょう、Spiber(スパイバー、山形県鶴岡市)と共同開発した構造タンパク質素材を使ったウェアを8月下旬に発売すると発表。今後の更なる展開などが期待されているようだ。
Spiberは、新世代高機能素材として期待される人工合成クモ糸素材の開発などに成功している企業。ゴールドウインとSpiberは2015年に資本・業務提携し、構造タンパク質素材の実用化に向けた研究と製品の開発を進めてきた経緯がある。天然のクモの糸を模倣する技術から始まった研究開発は、現在ではより多様なタンパク質素材を作る段階に入っており、スポーツアパレルに求められるさまざまなニーズにあわせたタンパク質素材の開発を推進している。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)