本日注目すべき【好決算】銘柄 乃村工芸社、クスリアオキ、マニー (4日大引け後 発表分)

注目
2019年7月5日 7時01分

4日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

乃村工芸社 <9716>   ★3-5月期(1Q)経常は4.4倍増益で着地

◆20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比4.4倍の26.5億円に急拡大して着地。主力のディスプレイ事業でテーマパークやホテル、オフィスなどの大型案件が増加し、42.3%の大幅増収を達成したことが寄与。

上期計画の39.5億円に対する進捗率は67.3%に達しており、業績上振れが期待される。

クスリアオキ <3549>   ★今期経常は5%増で10期連続最高益、2円増配へ

◆19年5月期の連結経常利益は前の期比15.9%増の146億円で着地。続く20年5月期も前期比4.7%増の153億円に伸び、10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はドラッグストア88店舗の新規出店とドラッグストア併設調剤薬局50薬局の開設を計画し、19.6%の大幅増収を見込む。

併せて、今期の年間配当は前期比2円増の20円に増配する方針とした。

マニー <7730>   ★9-5月期(3Q累計)経常が15%増益、1→3の株式分割を発表

◆19年8月期第3四半期累計(18年9月-19年5月)の連結経常利益は前年同期比15.3%増の44.6億円に伸びて着地。国内外で利益率の高い眼科ナイフの販売が好調だったことが寄与。ベトナム新工場の増産体制構築による原価率の改善や独子会社の売却に伴う販管費の減少なども大幅増益に貢献した。

併せて、8月31日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表。株式流動性の向上と投資家層の拡大が期待される。

ヤマシタHD <9265>   ★前期経常を一転39%増益に上方修正、配当も16円増額

◆19年5月期の連結経常利益を従来予想の3.6億円→6.2億円に70.9%上方修正。従来の18.9%減益予想から一転して38.5%増益見通しとなった。主力とする医療機器販売事業の全分野で売上高が計画を上回ったことが寄与。放射線関連機器や手術関連機器、サージカル備品、内視鏡処置用医療材料、消耗品などが伸びた。物流の効率化やコスト削減を進めたことも上振れに貢献した。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の24円→40円(前の期は26円)に大幅増額修正した。

協和コンサル <9647> [JQ]  ★上期経常を45%上方修正

◆19年11月期上期(18年12月-19年5月)の連結経常利益を従来予想の2.6億円→3.7億円に45.4%上方修正。増益率が36.1%増→97.9%増に拡大する見通しとなった。情報処理事業で短工期の受注案件が増加し、売上高が計画を11.2%も上回ったことが利益を押し上げた。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.