半導体製造装置関連に売り買い錯綜、19年販売額下方修正も目先買い戻しの動き

材料
2019年7月10日 12時49分

東京エレクトロン<8035>がやや軟調に推移する一方、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>などは強調展開をみせるなど、半導体製造装置関連株に売り買いが錯綜している。市場では「前日に国際半導体製造装置材料協会が開示した2019年の販売額見通しが、従来予想から大幅下方修正され前年比で18%減少する見込みを示したことから、改めて半導体市況の回復の遅れが意識されたようだ」(準大手証券ストラテジスト)としている。しかし、今年の半導体市況の落ち込みについては既に織り込みが進んでいる。前日の米国株市場では半導体関連株は総じて高く、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も5日ぶりに反発に転じ、足もと外国為替市場では1ドル=109円近辺まで円安が進んでいることなどが支援材料となり、売り方の買い戻しも観測されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.