NY株式:NYダウ76ドル高、利下げ期待が強まる

市況
2019年7月11日 7時00分

米国株式相場は上昇。ダウ平均は76.71ドル高の26860.20、ナスダックは60.80ポイント高の8202.53で取引を終了した。パウエルFRB議長が議会証言で米経済は「逆流」の中にあると発言し、今月のFOMCでの利下げが意識され買いが広がった。パウエルFRB議長は「不透明感」に度々言及するなど、市場に利下げの合図を送ったと捉える向きが多い。決算発表シーズンを控えて上値は限られたものの、終日堅調推移となった。ナスダック総合指数は過去最高値を更新。セクター別ではエネルギーやメディア・娯楽が上昇する一方で銀行や資本財が軟調。

通信大手のTモバイル(TMUS)は、15日の取引開始前にソフトウェアのレッドハット(RHT)に代わり、S&P500銘柄に採用されることが報じられ上昇。電気自動車のテスラ(TSLA)は、カリフォルニア州での電気自動車工場の生産拡大計画が明らかとなり堅調推移。一方で、衣料品のリーバイ・ストラウス(LEVI)は、決算内容が嫌気され大幅下落。長期金利の低下により、バンクオブアメリカ(BAC)やJPモルガン(JPM)などの金融各社が売られた。

大型株で構成されるS&P500指数は、一時3000ポイントの節目を上回りザラ場の過去最高値を更新した。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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