チームスピリットはS安、第3四半期営業利益2倍増益も進捗率の低さ警戒
チームスピリット<4397>がストップ安の2070円に売られている。11日の取引終了後に発表した第3四半期累計(18年9月~19年5月)連結決算は、売上高12億9900万円(前年同期比46.6%増)、営業利益1億4800万円(同2.0倍)、純利益1億1600万円(同2.4倍)と大幅増益となったが、通期予想に対しては営業利益の進捗率が59%となっており、進捗率の低さが警戒されているようだ。
第3四半期決算では、純増契約ライセンス数が前期の年間純増ライセンス数の約1.3倍にあたる19万1054件に増加。これをに伴いライセンス+プレミアサポートのリカーリングレベニューが前年同期比52.7%増となり業績を牽引した。一方で、スポットサポート売り上げが一時的に減少したほか、開発人件費や広告宣伝費の増加はあったものの売上高の増加で吸収した。
なお、19年8月期通期業績予想は、売上高18億6900万円(前期比51.7%増)、営業利益2億5000万円(同3.6倍)、純利益2億3100万円(同2.5倍)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)