エルテス---1Q営業利益が大幅増、デジタルリスク事業が好調に推移

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2019年7月12日 11時23分

エルテス<3967>は11日、2020年2月期第1四半期(19年3-5月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比9.4%増の4.50億円、営業利益は同183.3%増の0.49億円、経常利益は同195.1%増の0.50億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は0.32億円(前年同期は0.16億円の損失)となった。

デジタルリスク事業の売上高は前年同期比9.1%増の4.47億円、セグメント利益は同12.9%増の1.72億円となった。SNSやブログ、インターネット掲示板などWeb上の様々なソーシャルメディアに起因するリスクに関連するサービスについては、多様化するリスクを背景に契約数を増やし、それらに対応した分析ノウハウを蓄積することで競争力強化を図った。また、AIシステムの導入やクラウド化を推し進め、分析精度と顧客利便性の向上に取り組んだ。企業内のログデータ等多種多様なデータを統合的に分析する内部脅威検知サービスについては、セキュリティインシデントの多発や「働き方改革」を追い風に、国内大手企業から中小企業まで幅広くニーズが増大している環境の中、販売代理店との連携強化にも力を入れ販路を拡大し、新規受注の積み上げを図った。

その他事業の売上高は前年同期比186.8%増の0.05億円、セグメント損失は0.16億円(前年同期は0.16億円の損失)となった。主に情報リスク分析と危機対応支援を行うAIセキュリテイ事業とその他周辺ソリューション提供事業を含んで構成されている。これらの事業においては、新規サービスの企画並びに開発を進めつつ、顧客も交えた実証実験などに取り組んだ。

2020年2月通期の連結業績予想については、売上高は前期比8.7%増の18.00億円、営業利益は同28.3%増の0.50億円、経常利益は同21.7%増の0.40億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同0.20億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

提供:フィスコ

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