個人投資家・有限亭玉介:期待の個別株と人気テーマからの注目株【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2019年7月13日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年7月10日11時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『期待の個別株と人気テーマからの注目株』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。

まず紹介させていただきますのは、ドイツSAP社の基幹系統合システム(ERP)の導入コンサルや保守・運用サポートを展開するノムラシステム<3940>です。5月11日の記事でもご紹介いたしました。

6月27日には1株につき2株の株式分割を行うと発表したところ、株価は急騰。チャートは底値で停滞していたところから、一気に反発ムードが高まっています。上昇トレンドは今週も継続しており、目先は1000円台に乗るかに注目中です。5月9日の決算発表も目立った印象はないものの、安定した業績で堅調に推移。社内での次世代戦略室へのコンサルタントの配置転換が、今後の業績にどう影響するか期待されますな。

2つ目の銘柄はテクノスデータサイエンス・エンジニアリング<7046>です。日本マイクロソフトとの協力体制を強化と発表して窓をあけて上昇。今週で一目均衡表(日足)の雲を一気に上抜く動きを見せました。同社はAI活用のビッグデータ解析などで注目され、NTTデータ<9613>やあいおいニッセイとの資本業務提携や、大手ゼネコンからはインフラ劣化検知のAI画像解析エンジンにて関わるなどの引き合いがある事から、今後の思惑材料も豊富と見てよろしいかと。目先の目標は26週線でしょうかねぇ。

3つ目の銘柄はソースネクスト<4344>です。情報セキュリティソフトで知名度がある企業でしたが、近年では自動通訳機の「ポケトーク」でも話題になる企業です。6月26日には「POCKETALK(ポケトーク) W」が香港で販売開始され、今後も海外展開が進めば増加し続ける訪日外国人の中で、日本を訪れる時の必須アイテムのような商品になるかもしれませんな。

サイバー防衛関連でも培った技術力が評価されFFRI<3692>との提携が注目されております。チャートは下落トレンドから反発へと向かっておりますが、25日線も上向いてきておりますので、ゴールデンクロス入りにも期待したいところですな。

4つ目の銘柄は紙製品製造大手の野崎印刷紙業<7919>です。紙のパッケージやラベル、カレンダーなどを手掛けております。近年は海洋ごみ問題を受けて、環境配慮への世界的な潮流もあり、プラスチックから紙製品へのシフトという思惑が、同社株の下値を切り上げている模様です。

株価は底値で4月より停滞を続けておりましたが、G20の成果もあってか反発に入りました。上値がやや重い様子ではありますが、今後は25日線を下値サポートに上昇トレンドへ移行できればというところですかね。ビニール袋やストローだけでなく、食品用トレーやラッピングまでプラごみの影響が拡大すれば同関連には追い風になるでしょう。

最後の銘柄はGSIクレオス<8101>です。同社は昨年10月にイタリアのノバモント社と代理店契約を締結し、生分解性プラスチックの輸入販売を開始しました。自然と土に還る生分解性プラスチックには、コストが高額になるものの、環境配慮の点から注目が集まっております。

6月19日には中国の佛山市南方包装とプラスチックの環境問題対応を含めた包括的業務提携契約を締結し、株価は一時150円近く急騰しました。その翌日から上昇トレンドを継続し、25日線が75日線を上抜くゴールデンクロスも示しております。株価もまだ割安な事から、利幅を狙う資金も入ってきそうですねぇ。

と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《SF》

提供:フィスコ

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