トレードマスターラボの日経先物大作戦 (7月16日)

市況
2019年7月16日 8時30分

「米国株上昇は支援材料も円高が重荷に」

15日の米国株式市場では、NYダウが27ドル高と小幅に4日続伸し過去最高値を更新して取引を終えています。

今週の日経平均株価は、国内企業の決算発表本格化を控えて様子見ムードとなりやすいかもしれません。

米国株の動向をにらんで方向感を探る展開となりそうです。

米国株は利下げ期待を支援材料に上昇しており、堅調な地合いを維持できるか注目です。

米国株がしっかりなら日本株も底堅く推移しそうですが、円高進行に対する懸念が強まれば軟調となる可能性もあります。

本日の 日経平均株価は、上値の重たい展開となる公算です。

連休中の米国株は上昇したものの、為替が円高方向に振れているためです。

ドル/円は107円80銭台で推移しています。

本日の日経先物は、2万1600円前後で寄り付くことが想定され、上値は2万1640円を持続的に回復維持できれば2万1690円を示現、下値は2万1550円を持続的に割り込むと2万1500円を示現する可能性があります。

【本日の作戦】

方向性は「押し目買い」を想定しております。

よって、下がれば「押し目買い」からの細かいスキャルピングが良いように思います。

引き続き、為替、中国株には注意したい。

日経平均株価が2万1645円以下のレートで引けるかどうかに注目しております。

Twitter「ひとり言トレード」でつぶやく時もあり。

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【注目レート】

第一上値抵抗 2万1700円(2万1700円)、第二上値抵抗 2万1790円(2万1770円)、第三上値抵抗 2万1880円(2万1840円)

第一下値サポート 2万1520円(2万1550円)、第二下値サポート 2万1440円(2万1480円)、第三下値抵抗 2万1350円(2万1410円)

( )は前日の日中ザラバでの算出方法、ご参考までに。

一般的には、下値サポートの第一、第二が「買いポイント」、上値抵抗の第一、第二が「売りポイント」になります。上値、下値ともに第三抵抗をブレイクポイントとし、このポイントをブレイクしたということはトレンドが発生したとみなし、ドテンのサインと見ることが多いものです。

このレートだけ活用するというよりは、あくまで値動きなどの目安としています。

また、方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)で手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。

資金管理にはくれぐれもご注意を。ご自身の証拠金に対してロスカットを入れていくよういにしましょう!

さあ、今日も頑張って参りましょう~!

●日経先物について

先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。

・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。

・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。

・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。

・取引回数に制限がな

いため、一日に何度も取引ができる。

・手数料が安い。

・倒産などのリスクがない。

・ほぼ24時間、取引ができる。

・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。

・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。

・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。

・SQ毎に必ず決済しなければならない。

・株主優待、配当などはない。

効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。

【本日の経済スケジュール 】

7月16日(火)

【国内】

★株式売買の決済期間を1日短縮へ

□MMT(現代貨幣理論)国際シンポジウム(米経済学者ステファニー・ケルトン氏が講演)

【国内企業】

☆日創プロニ <3440> [福証]:東証2上場(重複上場)

【海外】

□タイ市場休場

□ユーロ圏5月貿易収支(18:00)

□ドイツ7月ZEW景況感調査(18:00)

□ユーロ圏7月ZEW景況感調査(18:00)

□米国6月輸入物価指数(21:30)

□米国6月輸出物価指数(21:30)

★米国6月小売売上高(21:30)

★米国6月鉱工業生産(22:15)

★米国6月設備稼働率(22:15)

□米国7月NAHB住宅市場指数(23:00)

□米国5月企業在庫(23:00)

□米国5月対米証券投資(17日5:00)

★米FB主導の仮想通貨「リブラ」に関し上下両院で公聴会開催(~17日)

【海外決算】

[米]ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴ、CSX、ドミノ・ピザ、プロロジス、チャールズ・シュワブ、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス/[欧]テレノール/[北米]カナディアン・パシフィック、アメリカ・モビル/[印]アショック・レイランド

◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己

2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社みんかぶ運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

⇒⇒ 「トレードマスター225」 https://trade-master.jp/LP/?utm_source=kabutan&utm_medium=column&utm_campaign=tm225

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