プラズマ急落、取引先の設備投資再開遅れ19年8月期業績予想を下方修正
アドテック プラズマ テクノロジー<6668>が急落している。12日の取引終了後、19年8月期の連結業績予想について、売上高を65億円から59億5000万円(前期比30.0%減)へ、営業利益を11億円から5億1000万円(同72.1%減)へ、純利益を8億円から2億8000万円(同78.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
半導体・液晶関連事業で、スマートフォンなどの主要端末メーカーの減産やメモリー需要の調整による半導体メーカーの設備投資計画の延期が長期化し、設備投資の再開が予想よりも遅れることが要因としている。また、新製品開発のための試験研究費の増加や為替相場が円高に推移していることによる為替差損の発生なども利益を圧迫しているという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(18年9月~19年5月)決算は、売上高46億6200万円(前年同期比28.0%減)、営業利益4億8600万円(同68.4%減)、純利益2億8800万円(同73.2%減)だった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)