andfacはS高カイ気配、株式分割と株主優待制度の新設及びスクエニとの資本・業務提携など好感
and factory<7035>がストップ高の4500円水準でカイ気配となっている。12日の取引終了後、7月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したほか、19年8月末時点の株主から株主優待制度を新設すると発表しており、これらを好材料視した買いが入っている。
株主優待制度は、毎年8月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、保有株数と保有期間に応じて特設サイトで食品や電化製品、ギフト、旅行・体験などに交換できる株主優待ポイントを5000~2万2000ポイント贈呈するとしている。
また、同時にスクウェア・エニックス(東京都新宿区)と資本・業務提携し、マンガアプリを中心とした出版領域のパートナーシップの更なる強化を図るほか、小学館(東京都千代田区)と小学館公式のマンガアプリ及びWEBサービス「サンデーうぇぶり」のフルリニューアルにかかる業務提携と、人工知能に関連する先端技術開発などを手掛けるAIQ(東京都千代田区)との業務提携も発表しており、これらも好材料視されている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(18年9月~19年5月)単独決算は、売上高15億3100万円(前年同期比51.1%増)、営業利益1億5500万円(同25.7%減)、純利益8800万円(同33.7%減)だった。19年8月期通期業績予想は、売上高38億7000万円(前期比2.0倍)、営業利益5億1100万円(同40.0%増)、純利益3億5000万円(同34.3%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)