メディア工房が一時S高、リアルタイム実写立体動画撮影システムを開発
メディア工房<3815>が後場急伸し一時、ストップ高の425円に買われている。午後2時ごろ、最新のMR(ミックスト・リアリティー=複合現実)向けキャプチャー技術を活用し、独自開発したリアルタイム実写立体動画撮影システム「SUPERTRACK」を開発したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
「SUPERTRACK」は、グリーンバックのような特別な環境や設備を必要とすることなく撮影環境を簡易的に構築でき、独自の3D構成プログラムにより、市販のPCでも動作する実寸大表示可能な高解像度の実写立体動画が作れる技術。ポイントクラウドを利用した独自の表現技術により、世界ではじめてリアルタイムで立体動画を作成・表示することができるようになっており、モーションキャプチャーでは表現できない、人や生き物の存在感や動きをそのまま記録し、クラウドサーバーを経由したライブ配信をすることもできるという。
同社では今後、エンターテインメントだけではなく、教育やその他実用目的に「SUPERTRACK」を活用したコンテンツを発表する予定。第1弾として、世界40カ国以上に招かれ、世界大会で審査員をするほどの大人気コスプレイヤー「麗華」をはじめ、国内外の人気コスプレイヤーを自由視点で観察することができる「ホログラ(HOLOGRA)」を8月に、「Stream」からリリースする予定としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)