今週から日本企業の4-6月期決算発表が本格化、SMBC日興証券(花田浩菜)

経済
2019年7月22日 11時23分

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

7/22付の「DailyOutlook」では、4-6月期決算について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『日経平均は先週18日、前日の海外市場でリスクオフの動きが強まったことをきっかけに大幅安となったものの、翌日は大幅反発。下落前の水準を回復したものの、テクニカル面では依然として7月上旬以降に形成した「アイランドリバーサル」から脱してはいない。当面は21,500円どころが頭を押さえるとみるが、逆にそこを抜けてくれば、年初来高値(22,307円)が視野に入ってくるだろう』と伝えています。

続けて、今週から日本の4-6月期企業決算発表が本格化することを挙げ、『24日の信越化(4063)や日電産(6594)、26日の東エレク(8035)など半導体・電子部品関連大手の発表が予定されている。既に発表された国内外の関連企業の決算は好悪入り交じる内容となっているが、一連の株価反応からは、株式市場が悪材料への耐性をつけつつある様子が窺える』と分析しています。

さらに、『台湾の半導体大手TSMCが18日に発表した7-9月期の売上高見通しは市場予想を上回り、翌19日の日本株市場で半導体関連株は大きく上昇した。また、安川電(6506)が11日に発表した3-5月期決算は市場予想を大幅に下回る減益決算となり、同社の株価は発表翌日に大きく売られたものの、その後切り返している。アナリストの業績予想は外需銘柄を中心に下方修正が続いているものの、銘柄によっては業績発表が目先的な悪材料出尽くしと取られるケースも出始めているのだろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介していますので、詳しくは7/22付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

提供:フィスコ

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