<注目銘柄>=フリービット、好業績再評価で改めて高値更新狙う動きへ

材料
2019年7月24日 10時00分

フリービット<3843>は、6月21日に年初来高値1365円をつけたあと調整しているが、好業績再評価で改めて高値更新をうかがう展開が期待できそうだ。

6月14日に発表した連結決算で、20年4月期は営業利益40億円(前期比34.2%増)を予想している。マンションインターネット事業やヘルステックの伸長に加えて、アドテクノロジー、アフィリエイト、SNS関連広告事業の継続的拡大を見込んでいる。

特に注目したいのが、マンションインターネット事業だ。マンション建設やそれに伴うストック戸数が増加傾向にあることに加えて、高速ブロードバンド環境による資産価値や入居率の向上を目的に導入が一層進むとみられ、事業環境は追い風が吹く。また、ヘルステック事業も先行投資期間を終了し、EPARKくすりの窓口などからの薬局予約件数が順調に伸長し、収穫期に入ったとみられている。これらを背景に今期の営業利益を43億円と見込む調査機関もあり、業績上振れが期待されている。

更に、23日にはアルプスアルパイン<6770>との業務提携も発表しており、中長期的な成長力強化につながると期待されている。(仁)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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