5万円以下で買える、低PBR&低PER「お宝候補」22社 【2部・新興】編 <割安株特集>

特集
2019年7月28日 16時00分

上場企業の売買単位100株統一や株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証2部・新興市場企業では334社が最低投資金額5万円以下で購入できる。ただ実際は赤字決算であったり、無配企業も数多くあることには留意したい。

最低投資金額が5万円以下の銘柄は小額資金で購入ができるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散投資できるメリットがある。今回は、割安を見分ける基準として実績PBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値である1倍を割りこみ、かつ予想PER(株価収益率)が10倍を下回る、低PBR・低PER銘柄に注目してみた。

下表は東証2部、ジャスダック上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)時価総額30億円以上、(3)実績PBRが1倍以下、(4)予想PERが10倍以下、(5)最終損益が黒字かつ有配 ――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」22社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBR、PERは7月26日現在)

なお、26日(金)に配信した「5万円以下で買える、低PBR&低PER『お宝候補』【東証1部】編」も併せてご覧ください。

最低投資  実績  予想

コード 銘柄      市場    金額   PBR   PER

<1443> 技研HD    東2   22200  0.48   6.7

<7538> 大水      東2   22800  0.45   7.1

<2788> アップル    東2   23000  0.56   9.8

<8135> ゼット     東2   24800  0.47   9.3

<6493> 日鍛バ     東2   29200  0.37   6.7

<6776> 天昇電     東2   32100  0.91   8.5

<8737> あかつき本社  東2   32200  0.79   8.1

<1853> 森組      東2   32800  0.90   6.3

<6881> キョウデン   東2   33800  0.98   5.8

<2876> JCコムサ   JQ   37000  0.69   8.4

<5614> 川金HD    東2   37200  0.47   6.1

<5816> オーナンバ   東2   39400  0.33   9.0

<7760> IMV     JQ   40400  0.99   8.4

<5386> 鶴弥      東2   41200  0.28   9.3

<9696> ウィザス    JQ   41400  0.86   8.7

<6281> 前田製作    JQ   43600  0.61   6.1

<2750> 石光商事    JQ   43700  0.40   8.5

<6964> サンコー    東2   43900  0.31   8.6

<7927> ムトー精工   JQ   46400  0.30   7.4

<8298> ファミリー   JQ   46800  0.40   5.0

<9171> 栗林船     東2   47000  0.32   5.4

<9845> パーカー    東2   48500  0.43   4.8

※単位はPBR・PERが倍、最低投資金額が円。

※対象条件について、今期の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

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