本日注目すべき【好決算】銘柄 PCA、システムリサ、アマノ (26日大引け後 発表分)

注目
2019年7月29日 7時01分

26日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

PCA <9629>   ★4-6月期(1Q)経常は8.7倍増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比8.7倍の5.9億円に急拡大して着地。働き方改革の進展やWindows7のサポート終了に伴うパソコン買い替え需要を背景に、主力の会計ソフトやクラウドサービスが引き続き好調だったことが寄与。

第1四半期実績の通期計画の14.9億円に対する進捗率は39.9%に達しており、業績上振れが期待される。

システムリサ <3771>   ★4-6月期(1Q)経常は87%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比87.4%増の2.2億円に拡大して着地。基幹業務システムを中心とするソフト開発案件が拡大したほか、システム構築案件の受注も伸びたことが寄与。IT技術者の稼働率向上に加え、経費削減やプロジェクト管理に取り組んだことも大幅増益に貢献した。

エスティック <6161> [東証2]  ★4-6月期(1Q)経常は63%増益、自社株TOBを実施

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比63.4%増の6.4億円に拡大して着地。国内を中心に自動車用ネジ締め工具ハンドナットランナーやネジ締め付け装置の販売が好調だったことが寄与。

上期計画の10億円に対する進捗率は64.1%に達しており、業績上振れが期待される。

併せて、発行済み株式数の8.84%にあたる26万株(金額で13.6億円)を上限に自社株TOBを実施すると発表。

アイチコーポ <6345>   ★4-6月期(1Q)経常は2.5倍増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の17.5億円に急拡大して着地。排ガス規制による特需でレンタル業界や電力業界、通信業界向けに高所作業車など特装車の販売が大きく伸びたことが寄与。

上期計画の27億円に対する進捗率は64.9%に達しており、業績上振れが期待される。

アマノ <6436>   ★4-6月期(1Q)経常は54%増益で着地

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比53.9%増の24.4億円に拡大して着地。働き方改革の進展を追い風に、主力の就業管理ソフトが好調を維持したほか、大型環境システムの販売が伸びたことが寄与。前期にソフトウェア償却費や経費などが一時的に増えた反動も大幅増益の要因となった。

SHOEI <7839>   ★今期経常を一転3%増益・最高益に上方修正、配当も12円増額

◆19年9月期の連結経常利益を従来予想の34.5億円→39億円に13.0%上方修正。従来の8.5%減益予想から一転して3.4%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。欧州でヘルメットの主力モデルや新製品の販売が好調なことに加え、販管費が想定を下回ることも上振れに貢献する。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の86円→98円(前期は93円)に増額修正した。

SEHI <9478> [JQ]  ★4-6月期(1Q)経常は2倍増益・上期計画を超過

◆20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の1億3100万円に急拡大して着地。情報技術専門書の販売やWebメディア、電子書籍販売の好調が継続した出版事業が収益を牽引した。

上期計画の9000万円をすでに45.6%も上回っており、業績上振れが期待される。

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