スクリン3日ぶり反発、20年3月期業績予想を下方修正も悪材料出尽くし感強まる

材料
2019年7月30日 9時20分

SCREENホールディングス<7735>が3日ぶりに反発している。29日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を3270億円から3240億円(前期比11.0%減)へ、営業利益を265億円から250億円(同15.7%減)へ、純利益を180億円から170億円(同5.9%減)へ下方修正し、これを受けて朝安でスタートしたものの、悪材料出尽くし感から買いが入りプラスに転じている。

主力の半導体製造装置事業は前回予想並みの売り上げを見込むものの、世界景気の先行き不透明感から、グラフィックアーツ機器事業を中心に売り上げの下振れが予想されることが要因としている。また、ディスプレー製造装置及び成膜装置事業で変動費率の上昇が見込まれることや、円高傾向影響などが利益を押し下げるとしている。

なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高582億3000万円(前年同期比19.7%減)、営業損益44億2800万円の赤字(前年同期51億円の黒字)、最終損益29億1800万円の赤字(同35億6600万円の黒字)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2019年07月30日 09時30分

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