1日の株式相場見通し=続落、パウエルショックでリスク回避の売り優勢

市況
2019年8月1日 8時12分

1日の東京株式市場は、日経平均は続落が予想される。前日の米国株市場ではNYダウが一時480ドル近く下げる波乱展開となった。FOMCではFRBが約10年半ぶりの利下げを決定したが、会合後のパウエルFRB議長の記者会見を受け、今後も積極的な利下げが続くとの見方が後退、これがネガティブサプライズとなり幅広い銘柄に売りを誘った。東京市場でもこの流れを継いでリスクオフの売りに押される形となりそうだ。ただ、外国為替市場ではドル高・円安方向に振れており、下値では押し目買いの動きも想定される。朝方の売り一巡後は下げ渋る可能性もある。

31日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比333ドル75セント安の2万6864ドル27セントと続落。ナスダック総合株価指数も、同98.195ポイント安の8175.419と値を下げた。

日程面では、きょうは7月の自動車販売台数(新車販売・軽自動車販売)が開示されるほか、10年国債の入札が予定される。海外では7月の米ISM製造業景況指数が発表。また、7月の財新中国製造業PMIの発表も予定されている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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