2日の株式相場見通し=急反落、米中貿易摩擦激化への懸念

市況
2019年8月2日 8時13分

2日の東京株式市場は、朝方は大きく売り優勢に傾き、日経平均は急反落のスタートとなりそうだ。トランプ米大統領が中国に対し第4弾となる追加関税の発動を表明、米中貿易摩擦が激化することへの懸念から前日の米国株市場は波乱展開となり結局NYダウは280ドル安で引けた。外国為替市場では1ドル=107円台の推移と再び円高に振れており、東京市場でも逆風が強く意識される。主力株をはじめ朝方は広範囲にリスク回避の売りが波及しそうだ。2万1000円ラインを下限に売り一巡後に押し目買いが入るかが注目されるが、週末ということもあり積極的に買い向かう動きは期待しにくい。

1日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比280ドル85セント安の2万6583ドル42セントと3日続落。ナスダック総合株価指数は、同64.298ポイント安の8111.121と4日続落となった。

日程面では、きょうは日銀金融政策決定会合の議事要旨(6月19~20日開催分)や7月のマネタリーベースが開示される。海外では7月の米雇用統計のほか、6月の米貿易収支が発表される。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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