マザーズ先物概況:3日ぶりに小反落、海外イベントを前に様子見ムード

市況
2019年8月21日 16時26分

21日のマザーズ先物は前日比1.0pt安の876.0ptと3日ぶりに小幅な反落となった。高値は880.0pt、安値は871.0pt、取引高は776枚。本日のマザーズ先物は、3日ぶりに小幅な反落となった。米中貿易摩擦の懸念やイタリアにおける政治不安などにより、前日の欧米株式市場が下落となった流れを受けて、本日の日本市場は全面安商状ではじまった。しかし、週末に控えている国際経済シンポジウムなどの重要イベントを前に、依然として様子見ムードが強く、新規材料にも乏しいことなどから、東証一部においては積極的な売買はみられなかった。その一方で、値動きの軽いマザーズ先物については、後述する直近IPO銘柄やテーマ株を中心に活発な物色がみられた。また、朝方にかけて円高に振れていた為替が一服したことも個人投資家心理の下支えになったと思われる。ただ、後半の上昇も朝方の下落を取り戻すところまではいかずに、結局は小幅な反落となって終わった。マザーズ市場での売買代金上位では、インパクトHD<6067>や、そーせい<4565>、アンジェス<4563>、サンバイオ<4592>などが軟調だった一方で、直近IPOのブシロード<7803>をはじめ、シェアリングテクノロジー<3989>やバンク・オブ・イノベーション<4393>などが2ケタ台の大幅上昇となった。

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.