前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2019年8月22日 5時20分

■SBG <9984>  4,796円 (-141円、-2.9%)

ソフトバンクグループ <9984> が続落。8月に入り大幅な調整を余儀なくされたものの、ここ最近は押し目買いも観測され5000円近辺で強弱観を対立させていた。ただ、目先は下放れる動きをみせている。全般リスク回避ムードが漂うなか、21日は海外短期筋の先物売りが全体株価の重荷となっており、日経平均寄与度の高い同社株は裁定解消に絡む売り圧力が株価の下げに反映されている。なお、売買代金は東証1部上場企業のなかで断トツとなっている。

■野村ホールディングス <8604>  396.3円 (-4.5円、-1.1%)

野村ホールディングス <8604> 、大和証券グループ本社 <8601> など証券株が軟調な動き。ここにきて東証1部の売買代金が活況商いの境目とされる2兆円台に届かない日が続いており、20日時点で5営業日連続の2兆円割れ。特に、今週に入って3営業日連続で1兆5000億円台と閑散相場の色を強めている。証券各社にとっては売買手数料の減少が収益面に逆風材料として売りを誘っている。

■三菱UFJ <8306>  501.8円 (-5.3円、-1.1%)

三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> 、三井住友フィナンシャルグループ <8316> などメガバンクが軟調な動きを強いられている。20日に米国債券市場で10年債利回りが反落し再び1.55%台まで低下した。これを背景に米国株市場ではゴールドマン・サックスやJPモルガンなど大手金融株が値を下げており、東京市場でもメガバンクには米国事業での運用利ザヤ縮小を警戒する売りが優勢となった。

※21日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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