<注目銘柄>=テラスカイ、量子コンピューター関連として注目
テラスカイ<3915>は7月、量子コンピューター市場の創造を目指す子会社「Quemix(キューミックス)」を設立したと発表。業界初のコンソーシアム「量子コンピューティング・ラボ」の立ち上げにも乗り出しており、今後の展開が注目される。
足もとでは米セールスフォースやアマゾン・ウェブ・サービスのクラウドシステム導入支援が好調で、7月12日に発表した20年2月期第1四半期(3~5月)の連結経常損益は1億9200万円の黒字(前年同期は1300万円の赤字)に浮上。通期計画2億5000万円に対する進捗率は76.8%に達しており、上方修正される公算が大きい。
株価は7月19日に直近高値2170円をつけたあと上げ一服商状となったが、下値は1680円近辺に位置する75日移動平均線がサポートラインとして機能。7月中旬に開けたマドを埋めたことで調整一巡感が出ており、出直り機運が高まっている。(参)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)