5万円以下で買える、財務健全・低PER「お宝候補」14社【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2019年8月23日 19時30分

上場企業の売買単位100株統一や株式分割実施などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では240社が最低投資金額5万円以下で購入できる。ただ実際は赤字決算であったり、無配企業も数多くあることには留意したい。

今回は、財務体質の安全性を見る指標の1つである「株主資本比率」に注目してみた。株主資本は株主からの払込金と、過年度からの利益の蓄積で構成されている。負債とは異なり返済・支払を必要としない資金であるため、総資産に対する比率が高いほど財務の安定性が高いといわれている。また、割安株という観点からPERが10倍以下の銘柄に絞り込んだ。

下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)株主資本比率が50%以上、(3)PERが10倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」14社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは23日現在)

なお、25日(日)16時00分に「5万円以下で買える、財務健全・低PER『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資 株主資本  予想

コード 銘柄        金額   比率   PER

<9067> 丸運       25600   59.2   6.7

<5363> TYK      27600   66.0   9.0

<6489> 前沢工業     30900   54.6   7.8

<7277> TBK      38500   54.0   9.4

<1826> 佐田建      38800   52.4   7.5

<5121> 藤コンポ     39400   67.8   8.4

<8013> ナイガイ     39900   64.7   7.5

<5358> イソライト    41500   65.3   4.9

<7246> プレス工     42900   54.6   8.1

<5408> 中山鋼      44200   64.8   5.7

<5985> サンコール    44900   70.8   7.6

<4220> リケンテクノ   46600   51.4   8.1

<6059> ウチヤマHD   48100   55.0   7.5

<6262> ペガサス     48300   74.6   8.8

※単位は最低投資金額が円、株主資本比率が%、PERが倍。

※対象条件について、今期の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.