2日の株式相場見通し=軟調か、米中関税合戦背景に買い手控え

市況
2019年9月2日 8時08分

2日の東京株式市場は、やや売り優勢の展開が想定される。トランプ米政権による中国への制裁関税第4弾が1日から発動され、中国側も同日に報復関税を発表、両国が互いに課す関税率は20%超となり、その影響が株式市場でも警戒されている。今週は米国で重要経済指標の発表が相次ぐことで、この結果を見極めたいとの思惑も働き、積極的な買いが入りにくい。ただ、日経平均は水準的には値ごろ感があり下値では買いも想定される。個人投資家の押し目買いや年金資金の政策的な買いで底堅さも発揮される可能性はある。

30日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比41ドル03セント高の2万6403ドル28セントと小幅ながら3日続伸。ナスダック総合株価指数は、同10.512ポイント安の7962.882と小反落した。

日程面では、8月の新車販売台数、4~6月期法人企業統計。海外では8月の財新中国製造業購買担当者景気指数。なお、米国株市場はレーバーデーのため休場となる。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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