<注目銘柄>=京阪神ビル、PBR約1倍で割安感
京阪神ビルディング<8818>に注目したい。大阪を地盤とする不動産会社で主力のオフィスやデータセンター、ウインズ(場外馬券売り場)の3部門が好調に推移。20年3月期の連結経常利益は前期比1.6%増の53億円と3期連続最高益の見込み。今後、大阪でのデータセンターや東京虎ノ門のオフィスビルの稼働が見込め、中期経営計画では22年3月期には経常利益70億円への拡大を目指している。
足もとで不動産株が見直されるなか、好業績の同社株は年初来高値圏で推移しているが、株価は連結PBRで1倍程度と、依然割安感は顕著だ。自社株買いなどにも積極的であり、先行き1300円乗せから一段高が見込める。(地和)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)