東エレクが続伸で新高値視界、半導体市況改善の兆し強まる
東京エレクトロン<8035>が続伸で1万9000円台を固める動き。8月22日につけた年初来高値1万9560円を再び視界に捉えている。米中貿易摩擦への懸念がくすぶるなか、全体相場は軟調な動きを強いられているが、その中で同社株など半導体関連株の強さが目立つ。経済産業省が前週末30日に発表した7月の鉱工業生産の内訳で、半導体市況の先行指標として注目されるIT関連部品の需給の緩みが解消されたことが確認され、関連銘柄にとって風向きが変わっている。前週末の米国株市場でも半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3日続伸と順調な戻り足をみせており、これも株価にポジティブ材料となっている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)