概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小反発、銀行セクターが上げ主導

市況
2019年9月11日 10時24分

【ブラジル】ボベスパ指数 103031.5 -0.14%

10日のブラジル市場は5日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比149.1ポイント安(-0.14%)の103031.5で取引を終えた。103503.5から102230.7まで下落した。

中盤はプラス圏を回復したが、その後は再び売りに押された。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りがやや優勢。また、上院における年金改革案の可決について、延期される可能性が高いとの見方も圧迫材料となった。一方、米中通商協議の前進期待などが指数をサポートした。

【ロシア】MICEX指数 2787.52 +0.03%

10日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMOEX指数は前日比0.89ポイント高(+0.03%)の2787.52で取引を終了した。2767.29から2791.02まで上昇した。

後半はプラス圏を回復したが、その後は再び売りに押された。銀行セクターの上昇が指数をサポート。ズベルバンク(SBER)が2020年の配当性向を50%とする方針を示したことが同セクターの支援材料となったもようだ。また、原油価格の上昇もサポート材料。一方、指数の上値は重い。12日に欧州中央銀行(ECB)理事会での金融政策発表を控えて、慎重ムードが強い。

【インド】休場

【中国本土】上海総合指数 3021.20 -0.12%

10日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.54ポイント安(-0.12%)の3021.20ポイントと7日ぶりに反落した。

朝高後に売られる流れ。中国の金融緩和スタンスなどが引き続き支えとなったものの、指数は直近の上昇ピッチが速かったこともあり、利食い売り圧力が意識される。上海総合指数は前日まで6日続伸し、約2カ月ぶりの高値水準を切り上げていた。

《NH》

提供:フィスコ

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