本日注目すべき【好決算】銘柄 シーイーシー、サムコ、ケーヨー (10日大引け後 発表分)

注目
2019年9月11日 7時01分

10日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

シーイーシー <9692>   ★今期経常最高益予想を12%上乗せ、配当も3円増額

◆20年1月期上期(2-7月)の連結経常利益は前年同期比22.4%増の31.3億円に伸び、従来予想の25.6億円を上回って着地。スマートファクトリー関連製品やセキュリティサービスなどの受注が伸びたことが寄与。利益率の高い商談の増加や自社製品の販売拡大に加え、生産性向上も大幅増益に貢献した。

併せて、通期の同利益を従来予想の52億円→58億円に11.5%上方修正。増益率が2.8%増→14.7%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の34円→37円に増額修正した。

サムコ <6387>   ★今期経常は2.4倍増益へ

◆19年7月期の経常利益(非連結)は前の期比52.5%減の3億0500万円に落ち込んだものの、続く20年7月期は前期比2.4倍の7億2000万円に急拡大する見通しとなった。今期は海外販売や成膜装置の販売拡大に注力。設備投資需要の持ち直すなか、通信系レーザーやパワーデバイス、センサー向け製造装置などの販売が伸び、25.6%の大幅増収を見込む。

ケーヨー <8168>   ★上期経常を42%上方修正

◆20年2月期上期(3-8月)の経常利益(非連結)を従来予想の4.5億円→6.4億円に42.2%上方修正。増益率が3.2%増→46.8%増に拡大する見通しとなった。梅雨明けの遅れによる夏物商品の販売不振で売上高は計画を下回ったものの、DCM棚割導入改装の実施を背景に、想定以上に経費削減が進んだことが利益を押し上げた。

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