5G関連銘柄の物色の広がりを期待、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
9/13付の「DailyOutlook」では、5G関連銘柄について考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『足下、NTTドコモ(9437)の株価は堅調に推移し、昨年11月1日に開けた窓(携帯電話の通信料金値下げ発表により株価は大幅下落)を埋めてきた。同社は20日開幕のラグビーW杯日本大会で、5G(第5世代移動通信システム)のプレサービスを提供する予定だ。スタジアムで観戦しながら、端末を通して試合を多視点から観る“マルチアングル視聴”や、生中継会場で高精細映像/音響を楽しむ“高臨場ビューイング”などを提供する』と伝えています。
続けて、これまで5G関連銘柄といえば、ネットワーク機器を展開するCTC(4739)や計測器を手掛けるアンリツ(6754)など、5G電波を送受信するためのインフラに関する銘柄が注目を集めていたことを挙げ、『今後は、5Gの商用サービス開始で恩恵を受ける銘柄への物色の広がりが期待される』と分析しています。
さらに、『例として、遠隔医療は5Gで普及が見込まれている。5Gの超高速・大容量という特徴は高精細映像の伝送を可能とする。医師は鮮明な映像を通して目の前にいるように患者を診察できる。また、ゲームも5Gと相性がいいとみられる。5Gの低遅延・高信頼性という特徴は、シビアなリアルタイム性が要求される対戦型ゲームなどで遠隔プレイを可能にする。遠方にいる相手と対戦しても不自然な遅れを感じない』とまとめています。
最後にレポートでは、『遠隔医療・ゲーム分野における主な5G関連銘柄』を紹介していますので、詳しくは9/13付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
《ST》
提供:フィスコ