来週の為替相場見通し=FOMCと日銀決定会合に注目

通貨
2019年9月13日 18時04分

来週の外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀金融政策決定会合の結果と市場の反応が注目される。予想レンジは1ドル=107円30~109円00銭。

この週は、米中貿易協議に対する期待感と日米の長期金利の上昇を背景にドルは108円20銭台まで上昇した。来週は17~18日にFOMC、18~19日に日銀決定会合が予定されている。いまのとここFOMCでは0.25%の利下げが予想されている。日銀は現在、マイナス0.2%前後とされている長期金利の変動幅の下限撤廃があるかどうか程度で、実質は現状維持が見込まれている。これらの予想は、すでに市場に織り込まれているが、特にFOMC後に市場がどう反応するかが注目される。ドル円は8月1日の109円31銭から同月26日の104円43銭までの下げ幅の3分の2戻しを達成し、109円奪回が視野に入っている。来週の週前半は急激な円安の進行で利益確定も予想されるが、週後半には再度、上値を試す展開となる可能性もある。、

来週は海外では16日に中国8月小売売上高など、17日に米8月鉱工業生産、18日に米8月住宅着工件数、19日に米8月景気先行総合指数が発表される。国内では16日は敬老の日で休場だが、18日に8月貿易統計、20日に8月消費者物価が公表される。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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