伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 9月15日版(1)
【1】2019年、年間変動幅が示唆する2つのシナリオ
図1は、1989年から2018年までの 日経平均株価の年間の変動幅です。
これを見ると、1年間のどこかの地点で1万円程度か、それ以下へ位置している場合、年間の変動幅が3000円幅以下になっていますが、その条件が満たされていない状況だと、すべての年で年間の変動幅が3500円以上になっていることがわかります。
図2、図3では、2014年以降の日経平均株価の日足チャートを1年ごと、変化した領域を四角で囲っています。それぞれの年を順番に見ていくと、年間の変動幅は、年の前半か後半に達成していることがわかります(1989年以降のチャートを見ると、年の前半、後半に到達するケースだけでなく、1年を通じて緩やかに一定の流れを作り、年間の変動幅を達成するケースもあります)。
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