前週末13日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2019年9月17日 5時20分

■アイモバイル <6535>  578円 (-150円、-20.6%) ストップ安

東証1部の下落率トップ。アイモバイル <6535> がストップ安。同社は12日取引終了後に、20年7月期通期の連結業績予想を公表。売上高見通しを142億6600万円(前期比32.5%減)、営業利益見通しを7億900万円(同77.6%減)としていることが影響しているようだ。今期は広告代理店事業の売上高減少や、ふるさと納税の法改正による取扱高の上位4自治体が制度対象外となったことによる売り上げ減を予想。また、利益面では事業投資を積極的に行うことで、販管費が増加することが重荷になるとしている。

■ステムリム <4599>  908円 (-42円、-4.4%)

ステムリム <4599> [東証M]が大幅反落。12日の取引終了後に発表した20年7月期単独業績予想で、売上高4億円(前期比4.0倍)、営業損益10億9000万円の赤字(前期7億2600万円の赤字)、最終損益11億3700万円の赤字(同7億2100万円の赤字)と赤字幅拡大を見込んでいることが嫌気された。HMGB1ペプチドに関する塩野義製薬 <4507> とのライセンス契約に基づくマイルストーン収入を見込む一方、HMGB1ペプチドを用いた再生誘導医薬開発プロジェクトの進捗及び新規再生誘導医薬候補物質の探索プロジェクトの推進で研究開発費の増加を予定しているという。

■GMO-PG <3769>  6,540円 (-290円、-4.3%)

GMOペイメントゲートウェイ <3769> が大幅安で4日続落。ヤフー <4689> によるZOZO <3092> の買収を受けて、ZOZO関連の売り上げ減少を警戒した売りが出たようだ。同社では、18年9月期でZOZO(当時スタートトゥデイ)向け売上高が34億円強(全体の13.0%)あり、ヤフーが決済事業をグループで内製化した場合、売り上げの減少が懸念されている。

■鎌倉新書 <6184>  1,500円 (-15円、-1.0%)

鎌倉新書 <6184> が4日続落。株価は一時、12日終値比8%安の1394円まで下落したが、売り一巡後は下値に買いが入り一時プラス圏に浮上する場面もあった。同社が12日取引終了後に発表した第2四半期(2-7月)の連結営業利益は前年同期比25.7%増の3億1700万円だった。お墓や葬祭、仏壇の各事業は好調だった。20年1月通期の予想連結営業利益8億円に対する進捗率は約40%の水準にとどまったことが警戒感を呼んだものの、同社の成長期待は強く急落場面では買いが流入している。

※13日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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