東京株式(前引け)=一時300円近辺の上昇、NYダウ続伸を好感し買い優勢
19日前引けの日経平均株価は前日比222円82銭高の2万2183円53銭と上昇。前場の東証1部の売買高概算は6億1424万株、売買代金概算は1兆441億2000万円。値上がり銘柄数は1826、値下がり銘柄数は233、変わらずは89銘柄だった。
日経平均株価は急反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)では、市場予想通り0.25%の利下げが発表された。米追加利下げ観測は後退したものの、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を受け18日のNYダウは続伸した。これを受け、東京市場も買い優勢の展開。為替が円安に振れたことも好感され、日経平均株価は一時300円近い上昇となった。ただ、午前10時以降、為替が円高方向に振れると日経平均株価の上昇幅も縮小した。きょうは日銀金融政策決定会合の結果が発表され、その内容が注目されている。
個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など銀行株が高い。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>など自動車株がしっかり。ソフトバンクグループ<9984>やリクルートホールディングス<6098>、任天堂<7974>も値を上げている。半面、ソニー<6758>やZOZO<3092>、NTTドコモ<9437>が安い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
最終更新日:2019年09月19日 11時47分