NY株式:NYダウ14ドル高、世界経済への懸念が相場の重しに

市況
2019年9月24日 7時00分

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は14.92ドル高の26949.99、ナスダックは5.21ポイント安の8112.46で取引を終了した。中国代表団の米農場視察中止の報道により、米中協議をめぐる先行き不透明感が広がったほか、軟調な9月ユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)を受けて世界経済への懸念が強まり、売りが先行。その後は下げ幅を縮小したものの、上値は限られた。セクター別では、耐久消費財・アパレルや半導体・半導体製造装置が上昇する一方で運輸やヘルスケア機器・サービスが下落した。

半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は、26日の決算発表に関して複数アナリストが楽観的な見通しを示し上昇。家電量販店のベストバイ(BBY)は、モルガン・スタンレーが同社のヘルスケア領域への進出が売上高を押し上げるとの見方を示し堅調推移。クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(AXP)は、最大1.2億ドルの自社株買い計画と増配を発表し買われた。一方で、ネット小売のアマゾン(AMZN)は、モルガン・スタンレーによる目標株価引き下げを受け売られた。

先週、自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)で約5万人の従業員が起こしたストライキは、一時雇用や入社間もない労働者の賃金交渉が決着せず、2週目に突入した模様。

Horiko Capital Management LLC

《FA》

提供:フィスコ

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