マクセルHDが反発、コイン形全固体電池のサンプル出荷を開始
マクセルホールディングス<6810>が反発している。同社は20日、硫化物系固体電解質を使用したコイン形全固体電池を開発し、9月上旬からサンプル出荷を開始したと発表しており、これが好感されている。
今回開発したコイン形全固体電池では、硫化物系固体電解質に三井金属<5706>との協業による材料を使用。三井金属やその他の国内材料メーカーとの材料開発やマクセル独自の配合・成形・封止といったプロセス技術により、これまで難しかった全固体電池の高容量化と高出力化の両立に加え、寿命と耐熱性の大幅な向上も図ったとしており、10年以上の貯蔵・充放電サイクルを可能とする長寿命特性と、100℃以上の高温耐性を実現したのが特徴としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)