東京株式(前引け)=続伸、米中協議への警戒感和らぎ買い優勢に

市況
2019年9月24日 11時49分

24日前引けの日経平均株価は前営業日比52円68銭高の2万2131円77銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億9081万株、売買代金概算は1兆1157億5000万円。値上がり銘柄数は1425、対して値下がり銘柄数は628、変わらずは98銘柄だった。

きょう前場の東京市場は朝方に売り買い交錯も、徐々に買い優勢の展開となり、日経平均は一時90円近い上昇をみせた。米中協議の先行き不透明感も再開に向けた報道を受け警戒ムードが和らいだ。9月末の配当権利取り狙いの買いや、機関投資家の配当再投資への期待感が全体指数を押し上げている。ただ、2万1000円台は戻り売り圧力も強く前引けにかけ上値の重さが意識された。値上がり銘柄数は全体の66%を占め、売買代金も1兆円を上回っている。

個別ではトヨタ自動車<7203>が堅調、スズキ<7269>も高い。キーエンス<6861>が値を飛ばしたほか、東京エレクトロン<8035>も上昇した。コロプラ<3668>はストップ高。サニックス<4651>、ベネフィットジャパン<3934>なども大幅高に買われた。半面、任天堂<7974>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も安い。日本郵政<6178>も冴えない。アカツキ<3932>が大幅安、ネクソン<3659>も大きく値を下げた。川崎汽船<9107>、リコー<7752>なども下落した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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