★本日の【イチオシ決算】 三桜工、ハニーズHD、日エンター (9月27日)

注目
2019年9月27日 19時17分

1)本日(9月27日)引け後に発表された決算・業績修正

●イチオシ決算

【三櫻工業 <6584> 】 ★上期最終を一転2.2倍増益に上方修正

◆20年3月期上期(4-9月)の連結最終利益を従来予想の3億円→18億円に6.0倍上方修正。従来の62.5%減益予想から一転して2.2倍増益見通しとなった。国内で人件費などの固定費を削減したことに加え、欧州子会社では立ち上げコストが減少したことが寄与。東京都渋谷区に保有する土地建物の売却に伴い、売却益19.2億円が発生したことも最終利益を押し上げる。

● サプライズな決算発表・業績修正

ハニーズHD <2792>   ★6-8月期(1Q)経常は5.1倍増益で着地

◆20年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比5.1倍の7.4億円に急拡大して着地。国内の既存店売上高が好調に推移するなか、値引き販売を抑制し採算が改善したことが寄与。営業を終了した中国子会社の経費減少に加え、不採算店舗の閉鎖を進めたことも大幅増益につながった。

KTK <3035> [JQ]  ★前期経常を一転13%増益・最高益に上方修正、配当も2円増額

◆19年8月期の連結経常利益を従来予想の2億7200万円→3億1400万円に15.4%上方修正。従来の2.5%減益予想から一転して12.5%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。子会社青雲クラウンにおける主要顧客の売上減少で売上高は計画を下回ったものの、原材料費の見直しによる製造コストの削減に加え、調達コストや経費の抑制などで採算が改善した。

業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の9円→11円(前の期は10円)に増額修正した。

日エンター <4829>   ★6-8月期(1Q)経常は2.2倍増益で着地

◆20年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の9300万円に急拡大して着地。業務用スマートフォンアプリや自社開発サービスを活用した受託開発が堅調だったほか、スマートフォンの買い替え需要が拡大するなか、設定作業を自動化するキッティングRPAツールなどが大きく伸びたことが寄与。

通期計画の3億円に対する進捗率は31.0%に達しており、業績上振れが期待される。

ニューテック <6734> [JQ]  ★上期経常を一転増益・18期ぶり最高益に上方修正

◆20年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の7800万円→1億4200万円に82.1%上方修正。従来の29.7%減益予想から一転して27.9%増益を見込み、一気に18期ぶりに上期の最高益を更新する見通しとなった。主力のストレージで利益率の高いNAS製品の販売が好調だったことが寄与。

2)9月30日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算

■取引時間中の発表

◆第2四半期決算:

<9982> タキヒヨー

■引け後発表

◆本決算:

<6196> ストライク

◆第1四半期決算:

<2761> トシンG [JQ]

<3160> 大光

<4430> 東海ソフト [東2]

<6083> ERIHD

<7921> 宝印刷

<9265> ヤマシタHD

<9651> 日本プロセス [JQ]

◆第2四半期決算:

<2186> ソーバル [JQ]

<2685> アダストリア    ★

<3919> パイプドHD

<8217> オークワ

<8227> しまむら      ★

◆第3四半期決算:

<3089> Tアルファ [JQ]

<7965> 象印        ★

合計16社

※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.