30日の株式相場見通し=米中摩擦懸念を背景に売り優勢

市況
2019年9月30日 8時10分

30日の東京株式市場は、売り優勢の展開が想定される。前週末の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数など主要株価指数が軟調、「トランプ米政権が中国への証券投資の制限を検討している」と伝わったことで米中摩擦懸念が再び意識されており、これを受けて東京市場でも利益を確定する動きを誘発しそうだ。米国ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.4%程度の下げをみせるなど、半導体関連銘柄への売りも目立ち、これも日本株に影響を与える可能性がある。

27日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比70ドル87セント安の2万6820ドル25セントと続落。ナスダック総合株価指数も、同91.034ポイント安の7939.627と続落した。

日程面では、8月の鉱工業生産指数(速報値)が取引開始前に発表される。このほか8月の建機出荷額や8月の住宅着工など。海外では、9月の中国製造業PMIや非製造業PMIなどが発表される。このほか、8月のユーロ圏失業率、9月の米シカゴ購買部協会景気指数など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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