東京株式(前引け)=買い優勢、米株高受け反発も売買代金は低調

市況
2019年10月1日 11時49分

1日前引けの日経平均株価は前営業日比160円90銭高の2万1916円74銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億5149万株、売買代金概算は9034億7000万円。値上がり銘柄数は1725、対して値下がり銘柄数は346、変わらずは73銘柄だった。

きょう前場の東京市場は買い先行で始まり、寄り後も漸次水準を切り上げる展開をみせた。米中対立が激化することへの懸念が足もと後退しており、前日の米株高に追随する形で主力株中心に広範囲に買い戻される展開となった。寄り前発表の9月の日銀短観は3四半期連続で悪化したものの、事前の市場コンセンサスを上回ったこともあって影響は限定的だった。外国為替市場で1ドル=108円台前半の推移と円安方向に振れていることも安心感を誘った。ただ、全般は買い優勢の地合いながら買い一巡後は様子見ムードも漂う。前場の売買代金は1兆円に届かなかった。

個別では任天堂<7974>が買われ、ソフトバンクグループ<9984>もしっかり。トヨタ自動車<7203>も買い優勢。キーエンス<6861>、安川電機<6506>なども高い。ノムラシステムコーポレーション<3940>がストップ高。パイプドHD<3919>も一時値幅制限上限まで買われた。半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>も安い。コロプラ<3668>が急反落したほか、KLab<3656>の下げも目立つ。第一三共<4568>も値を下げた。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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