資生堂が買い優勢、株式需給は大幅に売り長で全体相場に逆行
資生堂<4911>が全般軟調相場のなか買い優勢の展開。主力輸出株に売りがかさむなか、ディフェンシブストックの切り口で投資資金が向かっている。中国の景気減速がいわれるなかも高級化粧品の需要は衰えず、19年4~6月期営業利益は300億円強と前年同期比2割以上の伸びを示している。中間期時点では小幅減益ながら、対通期進捗率は57%に達している。株式需給面では売り長で信用倍率は0.17倍、日証金では逆日歩がついており、これが株価に浮揚力を与えている。
出所:MINKABU PRESS