ソフトバンクグループの下値模索続く、ビジョン・ファンド苦戦で見切り売り観測

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2019年10月2日 12時58分

ソフトバンクグループ<9984>が下落歩調を強めている。前日は押し目買いにいったん下げ止まったが上げ幅はわずかで、きょうは改めて売り直され株式分割後の安値を更新した。市場では「同社が出資する米シェアオフィス大手のウィーワークの上場申請取り下げで、目算が大きく狂った。ウィーワークに限らず、ビジョン・ファンドで投資する企業は未上場企業であっても評価額が下がっているとの見方が強まっており、これまでの(ファンドの)成長イメージが剥落している」(国内証券アナリスト)という指摘が出ており、個人投資家の見切り売りを誘発しているもよう。同社は日経平均寄与度の高い銘柄であり、全体指数に与える影響も警戒され始めた。

出所:MINKABU PRESS

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