キャンバスは5日続落、第三者割当による新株予約権及びCB発行で1株価値の希薄化を懸念
キャンバス<4575>は5日続落している。10日の取引終了後、投資事業有限責任組合インフレクション2号5を割当先とする第三者割当で、第15回新株予約権及び第3回無担保転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行すると発表しており、1株価値の低下などを嫌気した売りが出ているようだ。
今回発表の新株予約権及びCBは10月31日を割当日/払込期日としており、新株予約権5586個(潜在株式数55万8600株、当初行使価格895円)と、CB49個(潜在株式数83万7982株、転換価額895円)を割り当てる。潜在的な希薄化は最大で20.44%。なお、調達資金約12億4400万円は、抗がん剤候補化合物CBP501の臨床試験費用や、運転資金などに当てるとしている。