東京株式(前引け)=小幅続伸も値下がり銘柄数多く売買代金低調

市況
2019年10月17日 11時52分

17日前引けの日経平均株価は前営業日比31円05銭高の2万2503円97銭と小幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億5213万株、売買代金概算は9288億4000万円。値上がり銘柄数は729、対して値下がり銘柄数は1319、変わらずは107銘柄だった。

きょう前場の東京市場は売り買い交錯となり、やや買い優勢のなかも上値の重い展開を強いられた。前日の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が小幅反落しており、ここ大きく水準を切り上げてきた日経平均も利益確定売り圧力が反映されている。目先的には英国のEU離脱問題を巡る先行き不透明感が後退しており、これはプラスに働いている。外国為替市場で1ドル=108円台後半と円安水準で推移していることも全体相場の下値を支えている。ただ、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数が大幅に上回る状況で売買代金は1兆円を下回った。

個別ではソフトバンクグループ<9984>がしっかり。ソニー<6758>が高く、村田製作所<6981>も上昇した。ヤマトホールディングス<9064>が値を上げたほか、資生堂<4911>も堅調。ベクトル<6058>が大幅高、日本通信<9424>も活況高となった。半面、任天堂<7974>が売られ、東京エレクトロン<8035>も冴えない。SMC<6273>も軟調。ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>が大幅安、三櫻工業<6584>も利食われた。ルネサスエレクトロニクス<6723>も安い。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.