米国株見通し:米国の対EU報復関税発動で新たな懸念も

市況
2019年10月18日 18時40分

S&P500先物  2996.50(- 1.50) (18:00現在)

ナスダック100先物  7942.25(-10.50) (18:00現在)

18時00分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小安く推移。NYダウ先物は20ドル安ほどで推移している。欧州株式市場は高安まちまち。時間外取引のNY原油先物は前日比0.10ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、18日の米株式市場は売り優勢気味に始まりそうだ。

本日の日本時間午後1時過ぎに米国が対EU報復関税を発動。EUも対抗措置に踏み切る構えをみせており、もうひとつの通商摩擦への懸念が広がる可能性がある。中国の7-9月期GDPは予想以上に低下したが、9月の小売売上高や鉱工業生産は前月から上昇し、強弱まちまちだった。英国のEU離脱は議会の承認の行方を見守る状況に。NY原油先物は、需給改善思惑による買いが優勢の展開が見込まれる。

本日発表となる米国の経済指標は、9月景気先行指数。前回に続き横ばいが予想され、株式市場にはややネガティブな材料になる可能性がある。企業決算の発表は、アメリカン・エキスプレスやコカ・コーラなどが予定されている。

《KK》

提供:フィスコ

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