OLCがは冴えない、20年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし
オリエンタルランド<4661>は冴えない展開。30日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を4792億4000万円から5038億7000万円(前期比4.1%減)へ、営業利益を929億4000万円から1088億8000万円(同15.8%減)へ、純利益を653億円から762億4000万円(同15.6%減)へ上方修正したが、材料出尽くし感から利益確定売りに押されている。
スペシャルイベントの好調から上期のテーマパーク入園者数が1573万5000人(前年同期比1.4%増)となり、上期として過去最高を記録。これを受けて、通期の想定入園者数を3000万人から3150万人(前期比3.2%減)に見直したことが要因という。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、東京ディズニーリゾート35周年イベント関連の商品販売終了によりゲスト1人当たり売上高が減少した影響で、売上高2484億2800万円(前年同期比0.9%減)、営業利益609億3900万円(同1.5%減)、純利益430億8400万円(同0.7%減)だった。