話題株ピックアップ【夕刊】(1):ぐるなび、タケエイ、ファンケル

注目
2019年10月31日 15時14分

■ぐるなび <2440>  954円  +150 円 (+18.7%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率2位

ぐるなび<2440>がストップ高に買われる人気となった。株価は前日こそ上昇一服となったものの、それまで6連騰と戻り足を強めていた。きょうはマドを開けて一気に上放れ。20年3月期の営業利益予想を従来予想の35億円の赤字から20億円の赤字予想に損失幅が縮小する見通しを発表。これを手掛かり材料に短期値幅取りを狙った資金が集中する格好となった。

■タケエイ <2151>  1,262円  +179 円 (+16.5%)  本日終値  東証1部 上昇率4位

タケエイ <2151> が続急騰し、年初来高値を更新した。30日大引け後に発表した20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比2.6倍の12.5億円に急拡大し、従来予想の8億円を上回って着地したことが買い材料視された。主力の廃棄物処理・リサイクル事業で再開発やインフラ整備に伴う受注が好調だったことが寄与。リサイクルセンターの安定稼働や原価低減の進展なども大幅増益に貢献した。併せて、通期の同利益を従来予想の23.5億円→28億円に19.1%上方修正。増益率が29.5%増→54.4%増に拡大する見通しとなった。

■ティーガイア <3738>  2,620円  +362 円 (+16.0%)  本日終値  東証1部 上昇率6位

携帯販売代理店大手のティーガイア <3738> が続急騰し、年初来高値を更新した。30日大引け後に発表した20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比1.8%増の103億円で着地。第1四半期は3.5%の減益だっただけに累計で増益に転じたことが好感されたようだ。セキュリティ関連のコンテンツなどの提供増加で販売単価が上昇したうえ、業務効率化も奏功し、モバイル事業の採算が改善したことが寄与。また、法人向けモバイルソリューションでは、業務効率化につながるスマートデバイスの導入・活用方法の提案で端末販売台数が増加したほか、消費増税やキャッシュレス決済への対応に伴うモバイルPOSレジ需要の増大でタブレット販売が好調だった。

■ケーヒン <7251>  2,599円  +301 円 (+13.1%)  本日終値  東証1部 上昇率9位

30日に発表した「ホンダがTOBを実施」が買い材料。

本田技研工業 <7267> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株2600円で30日終値を13.1%上回る水準。買い付け期間は未定。

■スミダコーポレーション <6817>  1,219円  +139 円 (+12.9%)  本日終値  東証1部 上昇率10位

30日に決算を発表。「今期税引き前を2倍上方修正」が好感された。

スミダコーポレーション <6817> が10月30日大引け後(17:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結税引き前利益は前年同期比53.9%減の13.1億円に大きく落ち込んだ。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の9億円→18億円(前期は40.6億円)に2.0倍上方修正し、減益率が77.8%減→55.7%減に縮小する見通しとなった。

⇒⇒スミダコーポレーションの詳しい業績推移表を見る

■能美防災 <6744>  2,266円  +178 円 (+8.5%)  本日終値

能美防災 <6744> が急反発。30日大引け後、20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の41億円→56.5億円に37.8%上方修正。増益率が2.0倍→2.8倍に拡大し、従来の4期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。防災機器の好採算案件が集中したことに加え、業務効率化による原価低減なども利益を押し上げた。なお、通期の経常利益は従来予想の122億円(前期は116億円)を据え置いた。

■SCSK <9719>  5,540円  +430 円 (+8.4%)  本日終値

30日に決算を発表。「上期経常は24%増益で上振れ着地」が好感された。

SCSK <9719> が10月30日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比24.3%増の203億円に伸び、従来予想の175億円を上回って着地。

⇒⇒SCSKの詳しい業績推移表を見る

■ファンケル <4921>  3,075円  +213 円 (+7.4%)  本日終値

30日に決算を発表。「上期経常は25%増益で上振れ着地」が好感された。

ファンケル <4921> が10月30日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比25.3%増の89.8億円に伸び、従来予想の75億円を上回って着地。

⇒⇒ファンケルの詳しい業績推移表を見る

■オリコ <8585>  159円  +10 円 (+6.7%)  本日終値

30日に決算を発表。「上期経常が40%増益で着地・7-9月期も70%増益」が好感された。

オリエントコーポレーション <8585> が10月30日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比40.3%増の159億円に拡大し、通期計画の250億円に対する進捗率は64.0%に達し、5年平均の51.4%も上回った。

⇒⇒オリコの詳しい業績推移表を見る

■NSD <9759>  3,345円  +165 円 (+5.2%)  本日終値

31日に発表した「NSD、株式分割を発表」が買い材料視された。

株式分割の実施及び期末配当予想の修正に関するお知らせ

⇒⇒NSDの会社開示情報を見る

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.