ゴルドウインはマイナスに転じる、20年3月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる
ゴールドウイン<8111>は朝高スタートもマイナスに転じている。午前10時ごろ、20年3月期の連結業績予想について、売上高を920億円から970億円(前期比14.2%増)へ、営業利益を125億円から150億円(同26.5%増)へ、純利益を97億円から111億円(同20.1%増)へ上方修正したものの、材料出尽くし感から売られている。
上期において、「ザ・ノース・フェイス」ブランドが直営店だけではなく、eコマースや卸売など幅広い販売チャネルで好調を持続しているほか、「カンタベリー」ブランドもラグビーワールドカップ2019日本大会での日本代表レプリカジャージが好調に推移したことが要因。また、10月以降の秋冬商品の販売が計画通りに進んでいることも寄与する見通し。
なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高411億6800万円(前年同期比23.2%増)、営業利益55億3700万円(同77.0%増)、純利益35億9700万円(同2.3倍)だった。