松尾電は一時ストップ安、車載向けタンタルコンデンサ需要低調で20年3月期業績予想を下方修正
松尾電機<6969>は一時ストップ安。6日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を44億円から37億円(前期比15.6%減)へ、営業利益を1億5000万円から3000万円(同67.0%減)へ、最終損益を7000万円の黒字から1億2000万円の赤字(前期6億4700万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
世界的な乗用車の生産減少などにより、カーエレクトロニクス向けタンタルコンデンサの需要が低調に推移していることが要因としている。また、独占禁止法など関連損失の計上予想額も織り込んだとしている。株価は直近で急騰していただけに、下方修正発表による反動も大きいようだ。