ツムラが急反発、上期経常は一転3%増益で上振れ着地

材料
2019年11月7日 10時25分

ツムラ <4540> が急反発。6日大引け後に発表した20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比3.0%増の98.5億円に伸び、従来の9.1%減益予想から一転して増益で着地したことが買い材料視された。

販管費が計画を下回ったことが利益上振れに大きく貢献した。販売面では六君子湯、麦門冬湯、五苓散が伸びたほか、人参養栄湯が好調だった。決算と同時に、漢方製剤用原料生薬の中国における主要調達先である盛実百草と資本提携すると発表。原料生薬の安定供給や中国事業の拡大などが期待される。

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