トランスコスが上伸し新高値、国内有力証券は「オーバーウエート」へ引き上げ
トランス・コスモス<9715>が上伸し年初来高値を更新。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は6日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエート」に引き上げた。目標株価は2600円から3400円に見直した。同社の株価は利益率改善への評価を背景に年初から大きく上昇したが、人手不足や労働法制変更を背景にしたBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)市場の拡大による売上増の動きが表面化してきていることを評価。継続的な人手不足や同一労働同一賃金の来年からの導入、最低賃金引き上げ方針などで今後も中長期で構造的なアウトソース需要が高まっていくと予想している。